もう先週の話。 久しぶりの親孝行で熱海に行きました。 熱海は子供のころ家族旅行で行っただけで全く覚えておらず、 結婚してから、 伊豆に行く途中にお宮の松の前を通った記憶しかありません。 でも父は若いころに何度か来ているようで、 昔話を楽しそうにしてくれました。 この旅行は父の兄妹4人で計画したもの。 長兄が高齢で足も悪いので、 少しでも歩けるうちにということでした。 それに、孫第1号の私とラストの第9号がお供です。 私は賑やかし、9号は介護&運転担当。 総勢6名。プロの介護士つきの旅行です(笑) 幹事はしっかり者の末妹のおば。 長兄のためとは言え、そこはおばのこと、 MOA美術館を組み込みました。 私は初めてなのでラッキー! しかも、長兄お留守番⁈ 美術館は高台にあり、眺望抜群です。 基本撮影可であることを知らず、 これは他の人が撮っていたので撮りました。 国宝 色絵藤花文茶壺 江戸時代のものとは思えぬモダンな意匠で、 今も色褪せぬ美しい色合いです。 琳派が中心で華やかなものも多いなか、 私が一番気に入ったのは酒井抱一の麦畑にひばりがいる絵。 緑の麦の間にいる小さなひばりが見沼を想わせました。 茶道具も多く、 茶道の師範であったらしい姉おばも喜んでいました。 お庭もまた落ち着いた空間です。 父がこれだけは見たいと言ったのが、 お宮の松がある公園の花。 ジャガランダという紫の花です。 今が見頃で、父もガラケーでパシャ。 そして来宮神社へ。 山の中の神社だったのに、 ずいぶんきれいになったと父たちは驚いていました。 樹齢二千年のクスノキがパワースポットになり、 若い人たちに人気なんだそうです。 まあよくしゃべるシニアパワーに押されながら、 やっぱり生まれ出た家の安心感を感じつつ、 無事に二日間を過ごしました。 祖父は旅行好きで、 私が大学のときに祇園祭りに二人で出かけた思い出があります。 祖父母にとっても熱海は馴染みのある地だったようで、 父たちも両親を懐かしんでいました。 私は曇りがちのお天気と古さの残る町の感じに台湾を思い出しました。 余談ですが、この家系、魚とお酒が弱い。 なぜ熱海? お刺身食べないのに? よって、おいしい写真はありません(u_u) 家族、いろいろあるけど、大切な絆です。
by brighten-s
| 2017-06-16 11:50
| 旅
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