学生時代、シナリオ研究会に入っていて、 映画マニアの先輩たちの話を横でボーっと聞いていました。 その中に「1年間で300本以上の映画を見る」という先輩がいて、 フィルムセンターに通っていると言っていました。 私は一度も行ったことがなかったのですが、 若い頃「1日に3本立てを3館はしごした」という父と一緒に、 初めて京橋のフィルムセンターに出かけました。 父は石原裕次郎ファンだと記憶していたので、 日活映画の特集だからちょうどいいと思ったのですが、 実は洋画が好きだったらしく、西部劇のポスター展を見て 「ここにあるポスターの映画の9割は見たな」と結構自慢げ。 常設展で日本映画史の紹介があり、 小津安二郎監督「東京物語」のポスターと台本がありました。 リメイクされた「東京家族」が公開になりますが、 山田洋次監督がインタビューで「家族とは何でしょう?」という質問に、 「難儀なものなんでしょうね」と答えていたのが印象的でした。 その日上映された古い日活映画「夏の嵐」も、 家族の葛藤と青春の感情を描いたものでした。 甘えて期待して、それで失望して頭にきて、でもときには会いたくなって。 安心したり、逃げ出したくなったり。 そんなことの繰り返しが家族なのかもしれません。 このヒトも大切な家族。このヒトの難儀 うれション
by brighten-s
| 2013-01-13 17:14
| 町
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Comments(2)
こんにちは〜★
懐かしい映像と、その台本などが見られるのですね? フィルムセンター、いってみたいです☆ 外国の田舎町である当地ですが、大きな大学があるせいか、変わり者が多く住んでいるからなのか、個人経営のシアターで、日本の映画を時々上映してくれます。「東京物語」は、私も息子と観に行って、帰り道に、じ〜っと息子を観ていたら「はい、はい、はい。。。だからいっしょにいきたくなかったんだよな。。。」と言っていました。 山田洋次監督でリメイクされたのですか? それは楽しみですね。 小津安二郎の間合いには、人を考えさせる力がありましたが、同時に、ちと眠くなることもあったかもしれません。。。(-_-;) 山田洋次は、どう表現するのでしょうね? 永遠の美女、原節子は、何方が演じるのか? 楽しみです! マシュー君は、もうすっかり家族の一員ですね! 歓喜のCですか? 女の仔に多いみたいですが、男の仔にもあるそうですね! いつかは治りますよね。。。σ(^◇^;)
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brighten-s
at 2013-01-14 09:48
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*B&Jさん、そちらでも日本映画が見られるのですね。
「東京物語」は世界の映画監督が名作と認めているとのこと。 でも息子さんとご一緒に...それはちょっと複雑かも。 ちなみに原節子役は蒼井優です。 マシューは今朝も主人に歓喜のCを(><)
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