つながり

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学生時代、福永武彦を愛読していました。

10年ほど前、初めて北海道を訪れ、
広い大地に何とも言えない寂しさを感じました。
歴史博物館やアイヌ部落に行ったことが印象を強めたかもしれません。
帰宅後、すぐに朝日新聞で連載されていた「静かな大地」を買い求めました。
その語り口や世界観がとても馴染み、
久々に手元に置きたい1冊になりました。

著者池澤夏樹、その人が福永武彦の息子であったことを去年知りました。
「ああ、そうだったのか」
それによって、私の中にあるものも変わってないことがわかり、
少なからず驚いたものです。

昨年末に図書館で池澤夏樹のエッセー集を借りました。
「風神帖」
その中に星野道夫と須賀敦子への評論がありました。
2人とも私の好きな作家です。
評論と言うより、友人としての温かいまなざしに満ちたレクイエム。
読みながら、どうしてこんなに心に染みいるんだろうと、
思いも寄らなかったつながりの発見に感激しました。
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by brighten-s | 2011-01-06 12:10 | | Comments(0)
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